Monday, May 28, 2018

言語の臨界期説

よく聞かれるのですが、語学学習を始める時期はいつがいいかということ。知性で習得するなら小学生、中学生くらいが適していると思うのですが、私たちが最も育てたいのはリスニング。これって知育というより感性教育なのかなと思っています。
ここにあるグラフは言語習得の臨界期のグラフです。私自身、そんなにリスニングが得意ではないため、言語習得(聞くこと&話すこと)には臨界期があると思っています。しかしリーディングは別だと思っています。

言語獲得および第二言語習得における臨界期仮説(りんかいきかせつ、英: critical period hypotheses)とは(Wikipediaより)、臨界期とよばれる年齢を過ぎると言語の習得が不可能になるという仮説である。母語の習得および外国語の習得の両方に対して使われる。第一言語と第二言語の両方の習得に関して年齢が重要な要素となっていることは定説となっているが、はたして臨界期なるものが本当に存在するのか、また存在するとしたらそれがいつなのかなどについては長い議論があり、仮説の域を出ていない。続きはWikipediaで。

私たちのベビえいご、こども英語では、小さいうちから耳を鍛え、文法のセンスを身につけつることが第二言語を習得するためには理想と考えています。最近中学生の子たちがテスト結果を教えてくれるのですが、みんなリスニングと文法は苦労をしないようで狙いが当たり嬉しいです。こんな時代ですから、海外の授業をオンラインで受けたりして、どんどん視野を広めていって欲しいです。

でも、これからAIも発達し、かなり翻訳機も精度を上げてくるとも思っています。英語はただのツールに過ぎません。何よりも一番大事なことは思考力ですね。こどもの思考力を培うことはこれからの社会ものすごく大事になってきます。乳幼児期に夢中になって遊ぶことが思考力につながる。学童期も様々な体験の時間も大切にしつつ、グローバルな視点での学びに向け思考力、コミュニケーション能力を伸ばせるよう日々試行錯誤しています。

Tuesday, May 8, 2018

中学生チャレンジ

最近、中学生に出したホームワーク。下の文章を読んで記述されている生き物のイメージを可視化してくる。辞書が必要なら使ってもいいです。

英語で思い浮かべて描いても日本語で思い浮かべて描いてもいい。自分の中で解釈し、落とし込むというのがゴールです。そして友達がどんなものを描くのかちょっと楽しみ。最初からアカデミックに学ぶ必要はないと思っています。

教育は2020年を境に変わると言われていますが、変わるのでしょうかね。英語検定何級以上で優遇みたいなことがいわれる限り変わらないんじゃないかとも。。でも、私たちに今できるのはいつでも子どもの好奇心をくすぐり続ける努力ですね。