Sunday, November 8, 2020

Movie Night

11月6日未明にアメリカ大統領選挙の結果が出ました。とりあえずは一安心。Jesseがアメリカ市民だからというわけではなく、近年の世界のリーダーシップの喪失はとても危惧していました。新政権が自国ファーストとは言わず、まずはアメリカの分断を、世界の分断をまとめることを目指してくれることを祈るばかりです。

前置きでもないですが、それはさておき、ここのところ高校生を中心にとても面白いことをしています。それは表題の「Movie Night」。

感染症対策もせねばならないので大々的にはできていませんが、月1、2度ペースで字幕つきではありますが、映画を観て、観賞後に感じたことを英語でシェアしています。これは辞書でもスマホでも翻訳機でももちろん持ち込みOK!実生活で自分の考えを英語で伝えることの練習を目標にしています。

映画を選ぶのはもちろん子どもが興味を持てないといけないので話し合います。しかし、やはり社会的なテーマを含んだものを選んでいます。

今までは「ジョジョ・ラビット」「ブラッククランズマン」などを観ました。普段ディズニー映画しか観ないという子にも面白く観れて、深く考えています。夏からBLM運動などもあり、かなり思いテーマでもありますが、コメディ作品として観れるものを興味深く観ています。

そして前回は我が家の娘の推薦により、「はじまりへの旅」を観ました。こちらもコメディですが、資本主義、物質主義や教育を考えます。映画を語ることを通して、independence, capitalism, idealism など難しい単語もその意味も噛みしめながら学びます。

映画の変わった家族のお話を見て、スマートフォンを片時も話せないイマドキの高校生は「自分たちがこの生活を送る自信はないが、美しく理想的である。」と答えたのが印象的でした。

この映画の時間が今は楽しみで楽しみで。MuMu Workshop立ち上げ当初からやりたかった、「英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ」がようやく実現できている気がします。もう少し、会員家族なども誘っていろいろな人と意見を交わせる場にしたい気持ちも大きいですが、それはいつになることか。