Wednesday, September 24, 2014

今週はお休み

今週は火曜日から年間講座日数調整の為お休みになっております。

とはいえ、日にちも迫っておりますので本日はお化け屋敷準備と「こどものせかい創造工房」のウォークラリー準備をしました。スタンプポイントに出掛けるも、雨がポツポツ降り出したので折り返し、白いはぎれ布で衣装作り。5年生は自分でミシンで縫い、名前を刺繍までしました。簡単な物ですが、気に入って帰りは着て帰りました。

全員分製作が終わりましたら、装飾をしたいと思います。会員の方にはご連絡致しましたが、今年のハロウィーン関連イベントは以下のようになります。詳細は未定で日程のみのご案内となりますが、どうぞお誘い合わせの上ご参加下さいませ。

◎10/23(木)10:00-12:00
Trick-or-Treat! for toddlers
佐鳴湖北岸公園に集合し、歌や踊り、ゲームを楽しんだ後は「お菓子をくれなきゃいらずらしちゃうぞ」ツアーに出掛けます。
用意するもの:コスチューム、お菓子を入れるバスケット(バケツ、袋)
受付で申込用紙にご記入下さい。会費500円

◎10/25(土)16:00-16:30
Trick-or-Treat! for kids
佐鳴湖北岸の住宅街に現れたお化け屋敷で「お菓子をくれなきゃいらずらしちゃうぞ」
用意するもの:コスチューム、お菓子を入れるバスケット(バケツ、袋)
受付で申込用紙にご記入下さい。会費500円

◎10/25(土)17:00-17:30
Haunted House
スタジオグリーンポイントがお化け巣食うHaunted Houseに!君は無事に戻れるか??
入場料:子ども50円、大人100円、申込不要
駐車場に限りがありますので、徒歩、自転車、公共交通機関のご利用のご協力をお願い致します。

◉10/26(日)13:00-16:00
「こどものせかい創造工房」presents 富塚町でワールドラリー
みんなのはままつ創造プロジェクト採択事業「こどものせかい創造工房」のまちあるき、しかけのワークショップの集大成。スタンプスポットを廻って獲得するスタンプに加え、隠れキャラ、隠れスタンプも盛り沢山。君はコンプリート出来るかな?
参加費無料、低学年は保護者同伴

Monday, September 8, 2014

あっちとこっち?


8/26(火)は、隣町である入野町の障害福祉サービス事業所アルス・ノヴァへドリームラリーをしに行きました。

どうしたらお互いにあまりびっくりしないで遊べるだろう?ということを事前に数回子ども達を連れて行きながらアルス・ノヴァスタッフの尾張さんとずっと話し合って来ました。ペアを組ませて「はい、遊びましょう!」なーんて言っても彼らは絶対に遊び始めません。

そこで尾張さんの渾身のアイデア、ドリームラリー!スタンプラリーの要領で、利用者さんとのいろいろな触れ合いからスタンプを集めて行きます。

人一倍シャイなゆーたんや石橋を叩いて叩いて這って渡るようなタイプのりこっちはどう反応するだろう?と心配していたのですが、ゆーたんはおいかけっこにハマり最終的には誰よりも走り回っていたし、りこっちはガムテープ貼りにかなりご執心で時間いっぱいまでやっていました。

結構難易度の高い、ブレイクダンス?の得意なYくんと一緒に踊ろうなんていうのもちょっと照れながら結局かなり楽しんでいたし。最後は南中野のドラムのMiNaちゃんとドラムセッション。「また連れて来るから、おうちの人が待っているから帰ろう。」と頼み込んで引きはがすようにその場を後にしました。

スタンプコンプリートの景品は近くののヴァ公民館工房に移動して、缶バッチ作り。時間をオーバーしてしまい、お家の方を車中なのでお待たせしてしまいました。

アルス・ノヴァでの時間の流れ方はなんだかゆったりとしているように感じます。利用者さんの中にはいつも昼寝をしている人、文字をひたすら書いている人、シールを山のように貼り続ける人などがいます。こういうことが彼らの難しさであり日常で支障を来す部分なのでしょうけれど、それに特価してしまうというこの施設ならではの面白い部分があります。短所を長所にすり替えてしまう、これって実は単に捉え方だったりするのかもしれません。


アルス・ノヴァで好きな事に全エネルギーを注げる人達、嫌な事は大暴れして全身で拒む人達を見て、日々時間に終われ私を含む周りの大人に気を遣わなければいけない現代っ子に何か彼らから得るものもあるのではないかといつも思うのです。






・さよりのはらの中コーナー・
(以下はさよりの勝手な想いです。)


少し前から一部の子ども達と遊びに行っていましたが、そこで問われる、
「障害福祉施設ってどんなところ?」

障害といっても人それぞれです。子ども達が真っ先に想像した障害のある人は、車椅子に乗っているだとか、目が不自由であるとか、身体障害者でした。アルス・ノヴァの利用者さんたちは、身体に障害のある人もいますが知的障害、精神障害、発達障害といった目に見えにくい難しさを持っている利用者さんが多いようです。そういう難しさを子どもに説明する難しさ。

そもそも私もよくわからないのです。私は今までのほとんどの人生を障害のため支援が必要な人がいない環境で過ごして来ました。たまに街や乗り物で出会ってもあまり観察してはいけないような気がしていて目を背けて来ました。長女の入園した保育園に身体、知的障害のある女の子がいました。歩いて1分の所に住んでいるとわかり互いの家を行き来したり、外で一緒に遊んだりしましたが彼女が特別支援学校に入学したときにお母様が「これからはこの子は福祉の世界で生きて行きます。」と言われた事が印象的でした。「福祉の世界」って、まるで私たちが生活する日常とは切り離されたよう。

そこで自分がよくわからずしてきたこと、奇異の目を向けてはならないと腫れ物に蓋をして来た事が彼らを苦しめているかもしれないと思いました。かといって未だにどうしたらいいのかわかりませんが、まるでまっぷたつに割かれたような「健常者の世界」と「福祉の世界」があるならばその壁を少しでも壊したいと思いました。

私は自分の子供にこのように説明しました。私は生活をしていて難しい所がある、物忘れがひどいところ。一往復で済むおつかいに三往復することなんてしょっちゅうです。なぜか携帯電話やリモコンが冷蔵庫から出て来たり。人に言われた事をすぐに忘れてしまうのでメモをとるのに、今度はそのメモがどこにあるかわからないとか。これらは笑い話で済むけれど、本人にとっては人生を無駄に過ごしている感覚で治せるものなら治したいです。そうやってひとそれぞれ他人には理解し難い難しさを何かしらもっていて完璧な人間なんていない。そういった難しさが大きくて助けが必要な人たちが支援を受ける施設ではないかということを話しました。まぁ、こんな説明ではよくわからないでしょうね。あとは一緒に肌で感じて行こうと思っています。

向こうに行けばこっち側。