Monday, November 9, 2015

ワールドスタンプラリー in とみつか タイムスリップバージョン

なんだかすっかり秋も深まってまいりました。あぁ、もうこんな季節。。いろいろレポートしたいことがたくさんあるのですが、告知をさせて下さい。 

11月15日(日)13時〜16時に「みんなのはままつ創造プロジェクト」採択事業「こどものせかい創造工房」のアウトプットイベントがあります。

ミュミュ・ワークショップは主に英語の講座が多いのですが、なぜ英語教室と言わないで工房と呼んでいるのかというと、私たちは英語を勉強として提供しておらず身近に感じて伝わる喜びと共有したい。言葉を交わせる楽しさを伝えたい!と思っています。受験の為に英語を習得するのではなく、世界中の人とコミュニケーションを交わすことが一番の喜びを少しでも感じて欲しいです。受験や仕事で役に立つのはそれは素晴らしいですが、付加価値ですよね。

この場を始めて5年目になりますが、ここ数年私たちの伝えたい事と周囲(日本の英語教育)の感覚に大きなギャップを感じています。英語は自分の想いを伝えるツールでしかありません。伝えたい事があって初めて活かされるものです。でも日本の教育を見ていると「自分の中に湧き上がるものを発信する」というチャンスが極めて少ないと思うのです。ツールばかり磨いたって仕方が無いと思うのです。

また、出来るだけ国際感覚を身につけていきたい。国際感覚って外国に行かなければつかないなんてことはないと思うのです。新聞を読んだり、いろいろな人の話を聞いたり、今まで当たり前だと思っていた事が覆されたり、自分の物差しで正しいか正しくないか判断するのではなく、人それぞれであるということを受け入れる寛容性だったり。これから日本は嫌でも国際化していきます。その中で私たちは誇りを持ちつつ、他者を理解し受け入れて行く必要があります。

この「こどものせかい創造工房」の活動には他にも意図がたくさんあるのですが、英語講座に携わる者としては、上述の想いで動いています。

他には、
・自分の「やりたい」に自信を持って挑戦する
・こどもに「余白の時間」があるとこんなことが出来ちゃう!アピール
・まちをこどもの居場所に!
・外国人や障害者に触れて彼らとの未来を想像してほしい
・昔のまちの様子を思い浮かべ、地域商店などの魅力を再考してほしい
子育ては大変だ!っていいますが、社会全体で大らかに見守ればその騒々しさすら実に面白い存在で、私たちに活力を与えてくれます。
当日はハプニングと共に、そんなこどもたちと共にお待ちしておりますのでぜひ足をお運び下さい。



駐車場のご用意がありませんので公共の乗り物をご利用頂くか、徒歩や自転車などでお越し下さい。パークタウンサウス地下に有料の駐車場がございます。

当日はどこのポイントからスタートしてもOK!またチャレンジに関しても好きなものだけ選択して挑戦して下さい。勿論全て挑戦も大歓迎です。
こどものせかい創造工房FBページ

Thursday, September 17, 2015

生物多様性??

10月10日(土)にもう一回自然環境をテーマに講座を予定しています。

生物多様性ってなんだろう? ~自然保護のルールとマナーを学ぼう!~

今回は中学生以上が対象で、最新の考え方に学びながら生物多様性と人の暮らしが両立する方法をさぐります。

何にせよ多様性を保つにはバランスだと思うのです。そのバランスを保つには知識も必要だという事。全ての知識を頭に入れておく事もないと思いますが、何かを始めるときの基盤となり、そこから少し考えて調べてみるきっかけになると良いと思います。

我が家にもビオトープがありますが、佐鳴湖湿地から持って来た持ち運ぶ事も許されない特定外来植物をそうとは知らず持ち込んでしまい思い切り繁殖していました。先日NPOネットワークセンターの小林事務局長よりツッコミを受け、撤去しました。

川にゴミを捨てては環境に悪影響が出るということは誰でも知っています。この場合、捨てる人は悪いと分かっててやっているのだと思います。一方、善かれと思って持ち運んだ生物が逆にその環境にとって脅威となることもあるようです。そして、そのことはほとんど知られていないのが実状の様です。

今回は共催といっても、諸先輩方・先生方におんぶに抱っこで私自身は知識ゼロで挑んでいます。詳細・申込は、Save Japan Project公式ページにて。

Friday, September 11, 2015

かめをたべたかった!

気付けば9月。ブログを一ヶ月以上も放置して、私は何をやっているのでしょうか?少しずつ考えている事を実現に向けて進んで入るのですけど、空回りが大半です。

さて、本日は9月5日に開催されたSave Japan プロジェクト「佐鳴湖にひそむ曲者をさがせ!」というイベント。浜松NPOネットワークセンターさんと今回共催させて頂き、いろいろと勉強になりました。

雨の多い今月、貴重な晴れ間となりました。まずは浜松水辺を愛する会さんと元日体高校の藤森先生が主催の魚類調査に参加させていただき、入野漁協さんの定置網にかかった実に多様な水の生物を観察しました。

佐鳴湖は海水と淡水が混じる汽水ということで、ウナギ・スズキ・フグ・ボラ・コノシロ・フナ・アユ・オタマジャクシなどが一緒くたになっているなんてなんとも不思議でした。曲者である外来種カムルチーやミシシッピアカミミガメも大物が見られました。
浜松市内でも佐鳴湖から新川周辺はとても多様な生物が生きる重要な自然地区だとのことです。水辺を愛する会さん、入野漁協さんのお話では、近年はミシシッピアカミミガメが年々増えているということです。 この日も10匹程度捕まっていました。大きい物では実に30cm近く。実はこのイベントで企画段階では「亀を食べよう!」と意気込んでいたのですが、調理が難しいとのことで断念。実際にあの大きさの曲者を目の当たりにするとやっぱり自信をなくしてしまいました。
当日、佐鳴湖水族館を展示されていた佐鳴湖ネイチャークラブさんの「ご一緒にどうぞ!」のお誘いにありがたく便乗して、種類毎に分かり易く展示された魚類を観察した後は、曲者=外来種のことを紙芝居で学びました。

外来種というと外国から来た生物という解釈になりがちですが、国内でも異なる地域からその地域に生息していない生き物を持ち込んでしまうと外来種となります。環境に適応せず死滅することもありますが、環境に合ってさらに天敵がいないなどの理由で大繁殖してしまうケースもあります。外来種の中でもカムルチーなどのように適応しても元々の生態系に然程影響の出ないものもあります。


佐鳴湖やその周辺にひそむ曲者=生態系を崩す外来種は、ミシシッピアカミミガメ、ウシガエル、アメリカザリガニ、タイワンリス、ソライロアサガオなどです。彼らは繁殖能力が高かったり、天敵がいなかったりして他の生物を駆逐してしまっているそうです。彼らはただ生きているだけなのに邪魔者扱いされ、駆除の対象になったりしますが持ち込んだのは人間なんですね。

その後は入野恊働センターに移動し、生物を紹介して頂いた静岡大学の戸田先生による70センチ越えのスズキ解体ショー。子ども達も小さなセイゴを捌いたりしました。
子どもも大人もかなり働いてくれて、大助かり。午前中観察や学習が多かったのでこういう実践的なものは待っていましたという感じでした。
曲者は食べれなかったけど、お腹いっぱいになりました。
静岡新聞中日新聞、浜松ケーブルテレビでも発信して頂きました。

話が更に長くなりますが企画段階で、私たち前述の通り亀を食べるつもりでおりました。でもどうやら調理が難しいだろうということで流れたのです。何故亀を食べたかったかというと、そういう趣味とかではないのです。私小さい頃から動物が好きでしたが、飲食店兼自宅に住んでいたので毛の生えた生き物はNG。クサガメの子がめを何匹か捕まえて飼っていたのです。

で、娘らと一緒にまた飼おうとして一度はミシュリくんというクサガメがやってきたのですが、何者かに連れ去られてしまいました。その後出会えるのはミシシッピアカミミガメばかり。トップの写真はこの春お婆ちゃんが拾って来た生まれたばかりの子ガメです。この子たちは大きくなるので飼えないことはわかっていましたが、いろいろ調べるうちに飼うどころか生態系を圧迫しているので駆除の対象になり得るということがわかりました。

ミシシッピアカミミガメは雑食で水辺の生き物や水草、鳥の雛なども食べてしまうそうです。ある地域では睡蓮が全て食べられてしまったり、田んぼに侵入し稲を荒らしたりするそうです。また巨大になるため増えると糞尿で水質も悪くなるそうです。適応力が高く都会の汚染された河川でも生きて行けるとのことです。

亀に罪はないのに、殺されなければならなくなるかもしれない。と、考えるとならばせめて美味しく頂けないだろうかと考えたのです。でも今回個人で食べるのもちょっと難しいと思いました。では、私たちに何が出来るでしょう?

7/28に環境省はミシシッピアカミミガメの輸入を規制する方針を固めました。元々は人間がペットとして輸入・販売し、飼育者が飼いきれず水辺に放ったものが野生化し繁殖し続けています。まずはこんなに大きくなるということの周知を促し、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメの幼体)を安易に入手することをやめようと呼びかけて行かねばならないですね。という第一歩のイベントでした。でも、もっともっと出来る事はないのでしょうか?

Save Japan Project 公式サイト

Tuesday, August 11, 2015

佐鳴湖にひそむ曲者をさがせ!9/5

 あと、9月にSave Japan プロジェクトとしてN-pocketさんに声をかけて頂きまして怪しめなタイトルのイベントを共催します。身近なところに学びを見いだす。富塚地区は大変恵まれているなぁと感じます。

詳しくはHPで。




Thursday, July 2, 2015

りかくらぶ「パンのひ・み・つ?」

6/29月曜日、「りえこおばさんのりかくらぶ」が楽しく終わりました。自分で命名しておきながらちょっと長いなとすでに感じております。今回は「パンのひ・み・つ?」です。

我が家では何故かお父さんが小麦担当で、パンやピザ、パンケーキを焼く係なのですが、普段ホームベーカリーに頼っているのであまりパンが膨らむ所に疑問を持つ機会もなかったのですが、今回改めて酵母菌の力を知りました。

前回と同じ顔ぶれでしたが、「イネ」の方でも出て来た窒素や炭素という言葉がまた出て来ました。こうやって生活の中で触れていると「?・?・?」もだんだん落とし込んでいけるというのはとても楽しいし、負担にならなくていいです。

 実験で大切な事は比較をすることだそうです。ということで、いろいろ比較をしてみました。

最後に焼き上がったパンをみんなで頂きました。ちょっとばかり焦げてしまったのは我が家のオーブンを「りかくらぶ」中に勝手に操作した不届き者がおりまして。本来こんがりかわいく焼けるはずだったのですが、なんだか「夏!」な出で立ちになってしまいました。お味は美味しかったので悪しからず。
次回は「とんぼのひ・み・つ?」です。7/26(水)16時〜18時の予定です。即自由研究に役立てられますのでご参加お待ちしております。

Wednesday, July 1, 2015

27年度みんなのはままつ創造プロジェクト採択事業「こどものせかい創造工房」

今年も浜松市の「みんなのはままつ創造プロジェクト」に採択されました。フッフー!

そもそもこの事業は、こどもの社会性を育てるために始めました。当方の営業的柱は英語事業であり、グローバル化に向かって未来を担うこどもたちには是非とも高いコミュニケーション能力をつけて欲しいと臨んでいます。ですから、従来の受験というゴールに向かう英語教育は無視して、その先を見据えた自己表現のための英語をと思っています。これには賛否ありますが、そこは頑固に、強烈にカラーを出しております。

しかしながら日本で一般的な教育を受けていて、自己表現できる人間になるかな?と思うと謎です。いや、このままでは出来ないと思います。自分の考えを持ったり、発表する場が極めて少ないと思います。

私自身はほぼネトウヨ状態で、SNSでは割と元気に発言していますがリアルでは自己中心的で空気の読めない自分の考えを隠して普段は生活をしています。なのでたまにこんな長文を書いちゃうのです。。すみません。

私は娘らによく考え、よく行動する人間になって欲しいと願っています。失敗しながら自分の道をどんどん切り開いていって欲しいです。でもそれを歓迎する社会も必要なんです。私たちの社会では奥ゆかしさを美徳とされます。それも素晴らしいし、残したい気質ではありますが、グローバル化が進み日本にも移民がどんどん流入していくであろう中ではやはりもう少ししたたかさも必要だと思います。

何よりも今の政治や宗教の話がタブーであることは大問題だと思います。このまま今の政権の思惑通りになっていいと思っている人がどれだけいるのでしょう?こっそり話してみると子を持つお母さん方は特にみな不安を抱えていらっしゃる。でも、政治の話は難しいし発言出来ないと。それは社会が悪い!と自己中さよりなんぞは思うのです。そんな社会はひっくり返さないといけません、と。難しくてももっともっと話し合って教え合って、自分のような者でも政治や社会づくりに関われるんだという自信を取り戻さなくてはいけません。

と、いってもなかなか社会を変えるなんて容易くはありません。そこで思いついたのが、未来の大人のための「こどものせかい創造工房」です。未熟者である子ども、社会的弱者である子どもに敢えていろいろな選択肢、決定権を持たせています。子どもに自分の考えや行動に自信を持って欲しいという一方で、社会に対して彼らの力を誇示してやろうと思っています。やっていることははっきり言ってくだらないです。大人にとっては意味はないことをどんどんやっていきます。そういう場が必要と考えるからです。

彼らの遊びへのエネルギーは計り知れず、時には大人に勝る集中力と体力を発揮します。その遊びへのエネルギーは必ず生きていく為のエネルギーへと変わっていくと私は信じています。多岐に渡った遊びをした者が多岐に渡った生きる力を手に入れていきます。消費することでしか遊んだ事がない者は消費の中でしか生きられません。私自身は遊びの乏しい子ども時代を過ごしていましたので、子どもと共に知恵と生きる力を今改めて蓄えています。

もしも子どもに考える力をつけて欲しいと願うなら、是非余白の時間を作って上げて下さい。子どもがみんな時間に追われ過ぎています。社会の中で多様な人と巡り会い、自ら学びを生み出す時間を作って上げて欲しいです。学校の勉強は社会に出てから問題に向き合い、生きる力をつけていく為のツールでしかなく、全てではないのです。勿論英語もしかり、コミュニケーションの一つのツールでしかありません。大切な事はそのツールを使って表現したい物事を自分の中に持っているかどうかだと思います。

と、偉そうな事を書いてみました。リアルではナメクジな私の本音です。

Saturday, June 27, 2015

ダメちく&りかくらぶ


掲載するのを忘れていました。りかくらぶとダメちくやります。6/29(月)です!

Monday, June 8, 2015

だめちく

この春からわたくし、「ダメ親くらぶ」に入部しまして、くらぶ活動を始めました。この活動にはいろいろな年齢のおかあさんが参加しており、浜松市内でひっそりと展開をしていく予定です。

「忙しい、忙しい。」といいながらついつい手芸屋さんで何時間も「これであんなもの作ったら可愛いだろうなぁ、ぐふふ。」と妄想してやりもしないのに材料を次から次へ購入してしまう癖があり困っています。

今回はそんな妄想の末にたまってしまった材料を世に出す時間を。縫うのは好きなんだけど、型紙準備とか裁断とか地道な準備が嫌いだったり。そんな地味な作 業もぺちゃくちゃおしゃべりしながら共有しませんか?雑巾でもボタン付けでも、ドレス作りでも、ただおしゃべりだけでも構いません。初心者歓迎、こどもの コーナーもあるので、乳幼児大歓迎ですよ〜。


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6/15(月)ダメちく(ダメ親くらぶちくちくバーション)やります。
10時〜14時くらい(出入り自由)
参加費:空調代として100円

材料や道具は持参して下さっても、こちらにあるものを使って頂いても構いません。材料は、無料有料あります。ミシンは一台しかありませんがご持参頂ければ電源あります。
駐車場10台ほどあります。

ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。FBメッセージでも、下記のコメント欄でも
mumuworkshop@gmail.com にe-mailでも。


Sunday, June 7, 2015

りかくらぶは続く

6月29日(月) 16:30〜17:30 「パンのひ・み・つ?」 
場所:スタジオグリーンポイント(浜松市中区富塚町449-3)
対象:小学生   (三年生以下は保護者同伴、高学年の保護者様もぜひご一緒に)
参加費:1000円 (兄弟は+500円)
持ち物:筆記用具 
問い合わせ先:053-473-3955 or sayoriprints@gmail.com

パンのひみつってなんでしょうね?気になるな〜。

Wednesday, June 3, 2015

おいしいお米作るぞ!

「りえこおばさんのりかくらぶ」が始まりました。今回は丁度稲の苗が育っているということで、まず初回は「ペットボトルでイネを育てよう!」でした。ごはんは何?とかお茶碗一杯は何粒?とか生活の中で、普段は気がつかないことをいろいろ考えたり教わったり。

お米のことや、稲、田んぼのことをクイズ形式で話したあとはいよいよ田植え。合鴨農法で農薬を一切使っていない、泥臭い田んぼの土とホームセンターで購入した土と両者比較のために使ってみます。
そしてなんと農文協の農業雑誌『のらのら』誌上で開催される「バケツ選手権」のペットボトルの部にエントリーすることになりました。

お母さんたちも興味津々で、たくさん質問し、ふむふむと聞いていました。りえこさんのことは敢えて先生と呼ばずにいこうと思っています。彼女には大変失礼なのですが、同じ目線で大人と一緒に体験していくということを大事にしてみようかとちょっとこだわってみています。いろんな大人が子どもの周りに増えていくとこどもは豊かになるなぁと思うのです。

そして最後にりえこおばさんより、玄米とチンゲンサイのお土産を頂きましたので、我が家は早速油炒めにして頂きました。定期的にゆるーく「りかくらぶ」開催していきます。

Thursday, May 28, 2015

りえこおばさんの りかくらぶ 01

この春から講座を少し増やしたいと思っております。

ひとつは、「りえこさんのりかくらぶ」。ずっと願っておりましたが、塾の運営、母親業、嫁業の他にもいろいろ地域の活動もされており、ご多忙でしたので虎視眈々と機会を伺っておりました。念願叶うこの企画、ぜひご体験ください。

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6月1日(月)
16:30〜17:30
「ペットボトルでイネを育てよう!」

場所:スタジオグリーンポイント(浜松市中区富塚町449-3)
対象:小学生
  (三年生以下はなるべく保護者同伴、
   高学年の保護者様もぜひご一緒に。
   自宅での観察や記録の付け方も教えます。)
参加費:1000円
持ち物:2Lの空ペットボトル、筆記用具

浜松市南区にある「はてなくらぶ」という小さな塾で教えるつゆきりえこさん。つゆき家の高校生から社会人までの4人のお子さんは、学業優秀も然ることながらそれぞれ超個性的に多方面で活躍中。
りえこおばさんは、生活の中でこどもが「はてな?」と思う事を自らも楽しみながら追求し、好奇心を満たし学ぶ事の楽しさをこどもと共有することがとても得意。たいがいのことは笑いに変えるというただ者ならぬ力も持ったチャーミングなおばさんです。

親子で考える事や、発見する事、また笑いへの変換法を共有しましょう。

問い合わせ先&申込先:ミュミュ・ワークショップ
           053-473-3955
mumuworkshop@gmail.com

Monday, May 18, 2015

L or R

これがLとRの違いです。わかります?

Saturday, May 16, 2015

どうなる?子育て

みなさん、「子ども・子育て支援新制度」ってご存知ですか?消費税増税分の予算で、子育てをし易くする為の大改革のはずなんですが。

浜松市は政令指定都市の中でも待機児童の多いまちです。私の周りでも保育園に入れなかったとか悲鳴に近い声がよく聞こえます。

そこで、国は保育園と幼稚園を一緒にして、どの子もみんな預かれる制度を作ろうと予算をとった訳なのですが、それは平成27年4月にスタートしており5カ年で完了するという計画で、現在私立幼稚園の多い浜松市では大々的には変化していません。

これは市町村が中心となって実施される予定で、国としては基本的な指針の他は市に委ねています。昨年一年間浜松市の市民団体がココ研(子ども・子育て新制度研究会)の研修がありまして、その最後の会が2月末にありました。これまで全てではありませんが、参加してみた印象は、「浜松市しっかりしてくれ〜。」ということ。まぁ急に投げられて戸惑いはあるとは思うのですが、この勉強会にしたって民間頼み。行政としての便りなさを感じ、「おいおい大丈夫かい??」という参加する毎に大きくなる不安といったところでした。

全ての会を終えて、まだまだ不透明だし私は専門家でもないので、それも重なりよくわからないのですが、ひとつ分かった事は、行政に任せていたらあまりよくはならない、ということ。

もしも施設数だけが増やされ、経験が不十分な職員があてがわれ、現場が疲弊したら、一番被害を受けるのは社会の宝である子どもです。そこで声を上げていかなければならないのは、現場であり、当事者であるお母さん方です。

研修会の最後には、子育て支援において国内でモデルケースとなっている横浜市で地域子育て支援拠点を開設した奥山千鶴子さんがお見えになりお話を伺いました。47NEWSに彼女の記事が出ていましたのでリンクします。奥山さんは地域だから出来る子育て支援について話してくださいました。日本の少子化は末期的です。正直私、我が子らが将来日本で子育てを楽しんでいることを今全く想像出来ません。でもそうなるためには今社会を変えていく必要があります。

さてさて、ではでは私たちに何が出来るのか?というと、
①声をあげる(文句ではなく、こちらの意見を発するということ)
②出来ることをやってみる(小さなことでも)
なにも保育所や学童だけが子どもの居場所ではありません。私が昨年度からやっているこどものせかい創造工房は子どもの居場所も兼ねています。そしてスタジオは開設以来ここで人々が交流できるように玩具を置いたりして解放しています。関係者でなくてもお越しいただいて構わないし、もし話し相手が欲しければ外出していなければ私が伺う事も出来ます。

先のブログで申し上げました通り浜松は市民が創造性を持って問題解決に取り組んでいけるまちづくりを目指しています。

「子ども・子育て支援新制度」と浜松の「創造都市づくり」は、子育て世代にとってチャンスでもあると思うのですよ。放っておけば悪化の可能性もありますが、みんなでワイワイやりながら、理想的な子育てに優しい都市づくりしようじゃありませんか!なんていうのは荒唐無稽でしょうか?いえいえ、十分実現可能ですよ。

と、いうことで私たちが学習し、成長するための時間を作りたいと思っています。ゆるい感じで。

Thursday, April 30, 2015

創造都市ってなんだ?

またまた長い事ブログを放置しておりました。年度末から年度始めにかけて、個人事業・任意団体・お母さん業の全てに於いていろいろな行事や期限が立て込み、元々ギリギリにならないと動き出さない性格も災いして休日もコンピューターに一心不乱に向かっているという状態でした。

その中でたくさんの勉強会やフォーラムに参加しましたので、こちらで紹介させて頂きます。

まず、クリエイティブサポート・レッツの運営するのヴぁ公民館で2/26開催された
「山森さんに“創造都市”の話を聞く」
え!?かれこれ2ヶ月も前の話を今更!!そうです、今更です。記憶も定かではございますが、無いよりましかと。

まず山森さんって誰?ってなりますよね。彼はかなり多才で、話をしていると知的くだらなさに溢れており大変に面白い方ですが、かのような人材の宝庫クリエイティブサポート・レッツ職員でもありますが、創造都市研究家でもあります。

浜松市は数年前から創造都市を目指していると言っています。そして昨年12月にはユネスコ創造都市ネットワークに音楽分野で加盟したと騒いでおりましたね。それを聞いて、私は「じゃあ、街の景観がデザインシティ的になっていくんだね。クラシック音楽にもっと力を入れて行くんだね。クリエイターがまちづくりにどんどん起用されていくんだね。」とアートとかデザイン寄りに考えていました。

ですが、ですが、山森氏の話を聞くと「創造都市」とは全く違うものなのです。実際に浜松市のHPに掲載されている文章を抜粋すると、

浜松市が目指す創造都市の姿

  • 浜松のものづくりや音楽、多文化共生などの根底にある“やらまいか精神”“柔軟で寛容な市民性”が、まちづくりや暮らしに広く活かされていく都市
  • 市民が常に新しい試みにチャレンジし、次々と新しい価値を生み出していく都市
  • 創造的な人材や企業が集積し、日常空間を創造空間(魅力的な都市空間)に変え、市民の暮らしに刺激を与えていく都市
実は主役は音楽家やデザイナー、クリエイターもまぁそうなのですが、市民一人一人なのです。という訳で、昨年度はこの市の創造都市に向けた取り組みの一つの「みんなのはままつ創造プロジェクト」に応募しましたいち主婦のアイデア「こどものせかい創造工房」が採択されちゃったりして仰天した訳でございますね。

もう一つ、知と文化の交流事業楽x学(ラクガク)にものこのこと行き、お話しさせて頂きました。「なぜ私なのですか?」と主催者に訪ねた所、「普通のお母さんだからです。」とのことでした。ここでようやく昨年度に起こった私の周りでの
寸劇たちのつじつまが年度末に合った訳です。

デザイナーでもアーティストでもない私ですが、妄想力はあるのです。小さい頃から頭の中で遊ぶ事が得意ですが、それは今までほとんどに役立った事は無かったですね。むしろ不注意で辛い目に合った事の方が多かったです。普段はとても静かにしていますが、むっつりともっとこうしたら楽しいのに、とか考えている訳です。なので、話し出すと止まらないです。そこにチャンスをもらって実行に移せたら、それはひょっとしたら創造につながるのかもしれませんね。

今社会に溢れている問題の多くは、ひとりひとりが考えること、想像(Imagine)することによって解決するのではないかなと思っています。ただ、学校教育や社会の中で自分の考えを持つ事が推奨されているのかは疑問に持ちます。それを大切にしていこうという方針ではありますが、学校に至っては30人余を一人の教員が引率する時点で物理的に不可能です。その余地を与えられない程、忙しく過ごさなければならない。考える、想像するには膨大な余白が必要だと思いますが、なかなか余白を作れないのが実状です。

緻密さや莫大な情報量といった私たちが長年培って来た能力はグローバル化やIT化にさらされたら、ひとたまりもないと思うのです。グローバル化に第一に必要なのは語学力でもなく、自分の考えを持ち発信する力だと思っています。語学はそのためのツールでしかないですね。これから浜松市にとっても、私たち一人一人にとっても大切なのは、「創造性」だと大いに思うのです。

と、浜松市は随分と素敵なことをかかげているのに、残念なのはまだちょっと市民が「創造都市」が実際指すものの本質的な解釈が出来ず、盛り上がって行かないところですね。といいつつこの「創造都市」についてはなかなか実態がなく、前例もなく、奥が深そうなので、これからもいろいろ情報を得ながら楽しく考えて行きたいと思います。←そう、まさにこれが創造性への第一歩なのです。正解など無いから楽しい。さぁ、みなさんもご一緒に♪

Monday, March 2, 2015

2015年えいご講座スケジュール

2015年度の年間講座スケジュールを出しました。年間講座日数は43回(べびえいごは86回)となります。クリックすると大きくなりますので確認下さい。

またウェブサイトからも確認出来ます。

Monday, February 23, 2015

平和への道はない

平和への道はない。
平和こそが道なのだ。


「非暴力・不服従」を唱えたインドの政治指導者マホトマ・ガンディーの言葉です。

この地球上では争いが絶えたことはありません。どんな小さな争いにも両者の計り知れない言い分や正義があり、白黒つけようとする事は不毛なことのように感じています。

今わたしたちに必要な事は一人一人がよく考える事ではないかと思います。

ジェシーが英語指導に行っているフリースクールの先生の発案で「心による平和を願うみんなのネットワーク」に賛同しております。その中でも「折り鶴プロジェクト」に参加しています。

ふつうの国民みんなによる
「折り鶴プロジェクト」
平和でバリアフリーな社会を願う国民が、
平和を武力ではなく
心でつくってゆく想いを込めて折り鶴を折り、
それを4月中旬までに厚め、
参加人数と折り鶴の数を集計し、
それを持って、国にみんなの想いを伝えに行きます。

ミュミュ・ワークショップでも折り鶴を募集します。ご自宅で作って持参して頂く、えいごの待ち時間にお母さん方がお話ししながら折って頂く、どんな形でも構いません。折り紙を置いておきますので、参加して下さる方はお使い下さい。 


Tuesday, February 17, 2015

想像力と見守る力

気付けば2ヶ月間もブログを放置しておりました。夏からNPO団体クリエイティブサポート・レッツの運営する私設公民館に週に一回半日というわずかな時間ではありますがボランティアにいっております。お陰さまで様々な出会いや機会を得ています。

今年度はかなりインプットの年でありました。たくさん伝えたい事があるのですが、処理
速度が遅いため、なかなかまとめることが出来ず放置〜となってしまいました。何かの機会にまた出せるといいのですが。

さて、先週行った発達のゆっくりな子どもの療育を行っている根洗学園の40周年記念「公開療育根洗劇場 ~今日もいつもどおり劇的~」について。

家族とのんびり過ごせる祝日だったので、興味はあったけれど行く事をとても迷っておりましたが、事前に園長先生のお話を伺って行く事を決心しました。終えてからとても清々しい気持ちになりました。単純にこどもたちが微笑ましかったし、先生方が温かかった。日だまりのような一日でした。

福祉関係者とは気付く点が違うと思うのですが、やはり私は育児の視点で見ていました。
育児に関して私自身いつも悶々としています。それは娘らが歳を重ねる毎に強くなっていきます。どうしてもっとのびのびとさせてやれないのだろうか(自分も、周りも)。

長女が生まれた8年前、この子は心優しく賢く育って欲しいといろいろな育児書を読みました。書店に並ぶ「○○な子に育てたかったら××しなさい」「目指せ、△△脳!」みたいな書籍はたくさんありますね。子どもの数は減っているはずなのに親の期待は反比例していますね。

でも、最近は絶対にやってはいけないことを除けば、こうしたらこうというような方程式は当てはまらないと思います。こどもはみんな違うのですから。そんな一見当たり前なことに何年もして気付いたのですが。

余談ですが、こんなことを言うのは小さなこどもに英語習得の場を提供することを仕事としている私としては、大変矛盾していて苦しいんです。小さい頃から英語に触れたら、異物感はなくなるけれど本人が嫌だったらそれまでだし、大きくなってから身につけた人もたくさん知っています。もしも、子どもが英語習得のために何かを犠牲にしているのなら、それはとても残念な事です。生活や遊び以上に大事なことは子ども時代にはないと考えています。遊びとコミュニケーションの一部でありたいです。

話は戻って一日療育を見て思った事は、これは育児にとても役に立つということ。先生方はプロフェッショナルですが、それでもその日の状況やそれぞれの個性に合わせ葛藤しながらやりくりしているということ。泣いていたり、暴れているこどもにものすごいスピードで想像力を働かせます。「この子は今なにが嫌なんだろう?」そこには長い伏線があったりして、丁寧に丁寧につきあっていないと達しない答えもあったり、なかったり。

そして丁寧な言葉がけと見守ること。口は出すけど、手は出さない。時には笑顔で羽交い締めという場面も当然ありますが、基本的にヒントを与えながらそれぞれの育ちを忍耐強く待っています。

かなり高い想像力と忍耐力に溢れているなと感じました。私は、こどもや社会的弱者にばかり変化を求める社会に疑問を持ちます。彼らのらしさを認めながら育ちを待つ力、根洗学園の先生程までいいませんが、社会全体がもう少し想像力を持って人に接する事が出来れば「不適合者」はぐっと減るし、みんながリラックス出来ると思うのです。はい、もはや育児も越えています。社会にいる誰しもに想像力とか寛容性について考えて欲しい、公開療育を見て欲しいと思いました。

接すれば接する程未熟者故の彼らのらしさ、面白さがあるのです。もっとそこに目を向けて笑っていられる社会に向かって行くには何が出来るのかなと年度末でいろいろな始末をしなければいけないこの時期に頭がいっぱいでございます。(というつぶやき??)