Wednesday, July 1, 2015

27年度みんなのはままつ創造プロジェクト採択事業「こどものせかい創造工房」

今年も浜松市の「みんなのはままつ創造プロジェクト」に採択されました。フッフー!

そもそもこの事業は、こどもの社会性を育てるために始めました。当方の営業的柱は英語事業であり、グローバル化に向かって未来を担うこどもたちには是非とも高いコミュニケーション能力をつけて欲しいと臨んでいます。ですから、従来の受験というゴールに向かう英語教育は無視して、その先を見据えた自己表現のための英語をと思っています。これには賛否ありますが、そこは頑固に、強烈にカラーを出しております。

しかしながら日本で一般的な教育を受けていて、自己表現できる人間になるかな?と思うと謎です。いや、このままでは出来ないと思います。自分の考えを持ったり、発表する場が極めて少ないと思います。

私自身はほぼネトウヨ状態で、SNSでは割と元気に発言していますがリアルでは自己中心的で空気の読めない自分の考えを隠して普段は生活をしています。なのでたまにこんな長文を書いちゃうのです。。すみません。

私は娘らによく考え、よく行動する人間になって欲しいと願っています。失敗しながら自分の道をどんどん切り開いていって欲しいです。でもそれを歓迎する社会も必要なんです。私たちの社会では奥ゆかしさを美徳とされます。それも素晴らしいし、残したい気質ではありますが、グローバル化が進み日本にも移民がどんどん流入していくであろう中ではやはりもう少ししたたかさも必要だと思います。

何よりも今の政治や宗教の話がタブーであることは大問題だと思います。このまま今の政権の思惑通りになっていいと思っている人がどれだけいるのでしょう?こっそり話してみると子を持つお母さん方は特にみな不安を抱えていらっしゃる。でも、政治の話は難しいし発言出来ないと。それは社会が悪い!と自己中さよりなんぞは思うのです。そんな社会はひっくり返さないといけません、と。難しくてももっともっと話し合って教え合って、自分のような者でも政治や社会づくりに関われるんだという自信を取り戻さなくてはいけません。

と、いってもなかなか社会を変えるなんて容易くはありません。そこで思いついたのが、未来の大人のための「こどものせかい創造工房」です。未熟者である子ども、社会的弱者である子どもに敢えていろいろな選択肢、決定権を持たせています。子どもに自分の考えや行動に自信を持って欲しいという一方で、社会に対して彼らの力を誇示してやろうと思っています。やっていることははっきり言ってくだらないです。大人にとっては意味はないことをどんどんやっていきます。そういう場が必要と考えるからです。

彼らの遊びへのエネルギーは計り知れず、時には大人に勝る集中力と体力を発揮します。その遊びへのエネルギーは必ず生きていく為のエネルギーへと変わっていくと私は信じています。多岐に渡った遊びをした者が多岐に渡った生きる力を手に入れていきます。消費することでしか遊んだ事がない者は消費の中でしか生きられません。私自身は遊びの乏しい子ども時代を過ごしていましたので、子どもと共に知恵と生きる力を今改めて蓄えています。

もしも子どもに考える力をつけて欲しいと願うなら、是非余白の時間を作って上げて下さい。子どもがみんな時間に追われ過ぎています。社会の中で多様な人と巡り会い、自ら学びを生み出す時間を作って上げて欲しいです。学校の勉強は社会に出てから問題に向き合い、生きる力をつけていく為のツールでしかなく、全てではないのです。勿論英語もしかり、コミュニケーションの一つのツールでしかありません。大切な事はそのツールを使って表現したい物事を自分の中に持っているかどうかだと思います。

と、偉そうな事を書いてみました。リアルではナメクジな私の本音です。

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