造形部

ワークショップの名前が未だに決まりません。命名の神はまだ降りて来ない様です。

昨年末から今年始にかけてアメリカに渡りました。勿論、目的はジェシー方の家族と過ごす為です。でも、アメリカの田舎って広くて運転免許の無い私には長期滞在は辛い。という訳で家族が休暇に入るまでは、思い出の街ニューヨークに参りました。

ニューヨークといえば、ショービジネスとモダンアートでは世界有数の都市。１週間滞在しましたが、充実した日々を過ごしました。

私は東京で会社員をしていましたが、退社後ニューヨークに渡りました。最初は自分でも飽きれるほど英語が全く話せませんでしたから、語学学校、そしてコンピューター系の専門学校でグラフィックやウェブを学び、大学の生涯学習授業でプリンティングを学びました。

元々美大に行きたかったのですが、誰も応援してくれず文学部へ。そういう後悔がお金と時間が少し自由になった私をアメリカへ飛ばしてしまった気がします（いい意味で）。

その後日本に帰国した理由は、自分の仕事を始めたかったからです。食べ物も美味しいし、子育ても日本でしたかった。その仕事への夢は子育てをしている今、心の奥へ奥へ押し込まれています。プリントメイキングのスタジオを持つなんて、叶うとしたら老後でしょうか？でも長女が５歳になった今、一緒に何か始められないかと考えています。

今回アメリカでは子ども向けのワークショップにたくさん参加しました。日本人はとても器用だと思います。でも、オリジナリティが薄い。アメリカではワークショップでも手取り足取り教えません、自由です。出来なければそれはそれ。あとはお得意のおべっかで大変に盛り上げてくれます。その為作品は繊細ではありませんがバラエティに富んでいます。

子ども達が楽しく造形に参加できる場を提供したい。勿論私から伝えられる事もあるのでしょうが、私は妄想系の人間なのでどうもそれを言葉で表現するのが下手で。

とりあえずもう少し落ち着いたら口べたの私めですが、ねんどのワークショップをやりたいと思っています。

※講師をして下さる方募集中！美術大学の学生さん、アルバイトにいかがですか？