Monday, October 16, 2017

学び

昨夜、娘が
「ママはどこの大学を出ているの?そこは行きたかった大学なのか?」
と、聞いてきました。

そんなことをこの歳で聞かれて振り返ってみたのですが、中学生のときに抱いた夢は映画監督でした。そのためにUCLAに行くしかないと親に隠れて資料を取り寄せ、適正診断を受けたのですが奨学金を得るにはあと数点内申点が足りなかった(授業態度が悪かったので)。そして普通の進学校の普通科に入って、そこそこの成績で周りと同じように大学受験。

受かったのは第一志望の学校ではありませんでした。映画監督の夢を捨てきれず、かといって普通科で自分なりにその道に進む努力もせず、先生に芸術科を受けるなんてバカだバカだと言われながら第一志望だけは芸術科を受験しました。案の定落ちました。両親との約束で芸術科受験は一校のみ。第ニ以下は学力と学校の響きで選びました。当然そんな不埒な基準で選んだ学校では楽しめず、不真面目な四年間を過ごし、金銭的にサポートしてくれた両親に今となっては申し訳ない事をしたと思っています。

私は社会人になってからずっと復学を希望していて、実際にその為にアメリカに渡った訳ですが、今でも死ぬまで学びたい。渡米時期に復学した時は版画と児童文学を学びましたが、今は社会学とか児童心理学とか学びたいなぁと思っています。でも、その気があれば学びはどこにでもあるので今は復学は考えていません。

と、考えてみると私は案外小さい頃からやりたいことがあったんだな。でも結構移り変わっているんだなということがわかりました。

今、子どもたちが抱いている夢も移り変わっていって全然いいと思っていたりします。まだまだ知らない事が多い子ども、これからいろいろなことに出会い、いろいろな知識を得て幸せになって欲しいな、と心から願っています。

そして、子どもの周りにはいろいろなアドバイスをする大人がいるといいなぁ、と思います。進学校に行くと、周りの大人は進学のことしか言わない気がしたのです。勿論私は子どもには賢く生きていって欲しいと願っていますが、その賢さは学校だけで得られる物ではないと思っています。進学だけが選択肢ではないし、進学するにしても学力だけでなく、その子の性格や興味、心理その他多面的にアドバイスというかいろいろ見せてくれる大人が不足しているなーと思うのです。判断するのは勿論子ども自身ですがね。

あぁ、とりとめもないことをまた書いてしまった。。

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