Sunday, October 21, 2012

感性をはぐくむ

今日は雲一つない見事な秋晴れです。元気に公園に遊びに行く家族を見送り、私は「浜松の未来を育てる会」主催の「毎日を、まちを幸せにする色の力」という勉強会に参加してまりました。

上記の情報からどんな内容かもあまり想像がつかなかったのですが、最近デザインを任されることがあるのでそれに活かせたらという思いで申込しました。

とても勉強になりました。というのも私どもには幼い娘らがおりまして、その教育に大変に役に立つ情報を得ました。

自分の子供が無能になるようにと願う親はいませんよね。私も我が子に万能になれとは思いませんが、得意な事がひとつでも増えるようになって欲しいと願う親の一人です。自分では割と教育熱心であると思っています。ただし、私はいわゆる教育ママではないなぁと思います。娘には勉強以外のことをいろいろ経験できる機会を設けています。まだ勉強するもなにも就学前なので。

どういう観点から、自分は教育熱心だと思うのか?

まず、生活習慣が身につけられる様気をつけています。早寝早起き、あいさつ、食事や公共の場でのマナーなど。

次に、子供達の遊ぶ空間を出来るだけ良質にするよう努めています。それは安全性がまず第一。デザイン性が高い玩具、発色のいい色鉛筆、絵のきれいな絵本を選び与えています。美術館に連れて行ったりコンサートに連れて行ったり。どれも私たちの生活には身分不相応かもしれません。

およそ私の自己満足でやっていることなんですけれど。

それについて本日宮内博実氏は「感性教育」・「センス教育」と呼ばれていました。 感性というのは幼年期に急成長をするものである。そして感性というのは経験から得るものであり、その経験が無いと表現には結びつかないとおっしゃられていました。


美味しいものを食べたり、生演奏を聞いたり、舞台を観たり、素敵な景色を観ることもしかり。子供はわかっていないと思っても、ちゃんと経験としてインプットしているのです。ただまだ表現する段階ではなくそれらを表現につなげていくのは15歳くらいからだそうです。日常の中にそういう経験もさせてあげることが彼らの感性を磨く事につながるのだそうです。

知識をつけることは大人になってからでも遅くはありません、死ぬまで勉強はできます。でも感性は若年のうちの経験がその後開花するものだというのです。

今日、私は感性教育をしたいのだと頷くことが出来ました。まぁ自己満足でやっているので、誰かに認めてもらえたような嬉しさです。

改装も終わり少しずつ店内も装飾しています。個室については、これまでより「色」を大切にした装飾にしていこうと思っています。教材である玩具にもこれまで以上にこだわっていきたいと思います。楽しみがまたひとつ増えてしまいました。

そして先延ばしになってしまっておりますが、「こどものてしごと」ワークショップも始動していきます。ご賛同者求む。

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