Thursday, April 24, 2014

こどもマップ、作ります。

週末に長女の通う小学校で参観会・PTA総会に参加してきました。進級して初めて会う担任の先生。言葉のひとつひとつ、子どもの立場に立っての目線を感じられ、また良い先生に当たりひとまず安心しました。

新任の校長先生のお話、「ひとりひとりの子ども達にとって居心地のいい場所になれるように、、。」うんうん、いいお話。でも話の後半、道徳の重視・道徳の重視・道徳の重視って。わかりますよ、子どもを取り巻く心の問題が大きくなっておりますから。

でも学校で出来る道徳教育って知れていると私は思うのです。道徳の教科書のページ数を増やしても、こういう時はこうするんだよって教わったって経験値がなければうわべだけのものになっていかないかな?私36年生きて来て、それでも経験値が足りない。例えば道徳の教科書を読んでごもっともと思いますが、実際はもっと状況は複雑であの時あぁ言っていればなんてことはしょっちゅうです。その度に未だに成長しているのです、微々たるものですが。ましてや未熟な子ども達、こういう時はこういうもの、みたいなルール化はもしかすると大きな苦しみにつながるかも知れない。

道徳の教科化なんて言って話し合っていますが、人がどう考えるかに点数つけちゃうなんてちょっと危険な香りさえ感じちゃいますよ〜。学校になんでも求め過ぎていないかい?道徳なんて家庭・地域で育てるものだと思います。

もう一つ話は変わりますが、子育て支援新制度で、増税分の予算で学童を小学6年生まで受け入れる体制を作るというのにも個人的に疑問。働いている親御さんにとって小6であろうと、誰かに見てもらえるのは心強いことだと思います。でも、地域が安全で安心出来る場であれば、高学年のお子さんは地域で自由に過ごした方が良いと思うのです。

道徳も学童もそうだけど、もっと子どもの力を信じ、育てて行く方にも目を向けないといけないと思うのです。大人が出来る事は子どもにあれだめ、これだめ、ここにいなさい!ではなく、安全な環境を作ってあげてさぁ、なんでもやってごらんだと思うのです。

さぁ、ではここで文句を言っているだけ?ではなく、おばちゃん立ち上がろうと思いました。地域で出来る子育てをすべく、町内「子どもマップ」みたいなのものを作ろう宣言。

我が空いているスタジオ、オープンしている時間は自由に誰でも出入りしています。近所の子が来たり、別室で英語をやっている子を待っている家族の方だったり。もっともっといろんな人が来て欲しいなと思いますが、車に乗ってわざわざ来る程の場所でもないです。子どもなんて外で遊べば良いのです。でもトイレ!とか、転んだよ〜とか駆け込む場所でもいいからこういう場所が増えたら、子ども達はいろんな人に出会えてもっとぶつかり合えるのではないのかなって思うのです。探せばあるんじゃないかな?室内でなくてもいいから、毎日でなくてもいいから、ここはみんなに解放してあげるよっていう場所。そういうところを探して地図にのせようかと。

我が町には文房具屋も、娘の行動範囲には駄菓子屋もありません。娘の学校用品は先生を通して学校生協で買っています。これでは先生にも負担だと思います。これも、ないない文句いっていないで作っちゃおうと思っています。自分に出来る範囲で、町内の有志を募って週に一回数時間から始めてみようと。町内に商店が無い訳ではありません。チェーン店や量販店でなく、小売店でもしかしたら子どものお小遣いで買える商品があるかもしれないし、薬局だってカウンターに飴ちゃんが数十円で売っていたりする。そういうのも見つけてお店の人に許可をとり地図にのせる。

勿論これ、今後学校に許可も得て、資金も調達していくつもりです。こんなもので問題解決とは思いませんが、やってみたい。でもまずは仲間が欲しいです。とりあえず富塚町(ご自身の町で同時進行してみたい方でも)で共感して頂ける方、アドバイス、単にこの思いを受け止めて下さる方募集中です。なんだかここ数年もやもやしていたことを形に出来そうでわくわくしております。

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