Monday, January 20, 2014

居心地のいい場所

先週はお休みの日もありましたので、子ども達と気になっていた所へ出掛けました。

その中でも写真のインスタレーションカフェ、cafe the eel。大変居心地の良い空間で、closeの時間になっても動こうとしない子ども達。

さて、自宅以外に居心地の良い場所ってありますか?ホテルやリゾートとかいった非日常な場所ではなく、身近でいつでも躊躇無く行ける場所。

先般この界隈に文房具屋さんや、駄菓子屋さんが無いという話になりました。元々商業地区でもないのですが、やっぱりチェーン店・量販店に押され小売店ってなくなっています。

私が小さかった頃はこの近くに玩具屋さんが2軒ありました。「ぞうぶんどう」という文具店や書店も全て徒歩圏内にあり、お小遣いを貯めて訪れたものです。そこに行くと誰かに会ったり。そこからその子と話すようになる、なんてこともありました。今はそれらの店の一軒も残ってはいません。現代っ子は時間にも終われ、お小遣いもコンビニやドラッグストアなどで消費しているのかしら?と、思うとちょっとやっぱり味気ないです。

昔あった小さな店には子どもにとって魅力的な商品があったという他に、コミュニケーションの場でもあったのです。そこにマニュアル化された「いらっしゃいませ。」や「ありがとうございました。」はなかったですからね。

ここを始めた頃に「子どもの居場所」についてとっても興味がありました。親でもないし、先生でもない、友達ともちょっと違った人との接点が持てる場所。写真のようにそれぞれの事をしていて全く話さなくてもいいのです。ただそこにいる安心感、交わす一言、そんな雰囲気を感じられる場所。

ここを子どもの居場所として解放したいという想いがありましたが、自然に囲まれたこの地区で、外で走り回る子ども達をここに連れ込むことには大義はないなと悟ったのです。でも飲み物や食べ物を提供したらどうだろうか?数十円の市販品でいいので。雨の日や遊びの合間にお小遣いで立ち寄れる場所。毎日は出来ないにしても曜日を限定して。小さな文具やおみくじのコーナーを作ってもいいし、許可など必要とせず、すぐにでも始められることはいくらでもあるな、と温かいジンジャーティーを飲みながら考えたのでした。(あっ!ただのつぶやきになってしまった。)

No comments:

Post a Comment