Monday, June 10, 2013

ホウネンえび

先週来た子たちには面白い生き物、ホウネン海老をお見せしました。

先週月曜日にアイガモ農法を実践していらっしゃる農家さんの田んぼに離されるDucklingちゃんに会ってきました。

田に放たれたアイガモちゃん達の仕事は、
①元気に泳ぎ回る事により田のドロを攪拌する。
②害虫を食べる。
③雑草を食べる。
と大活躍。彼らの働きで農薬を一切使わない強くて美味しいお米が出来るのだそうです。秋になったら購入してみたいと思っております。

ただし、実って来ると稲を食べてしまうのでその前に田んぼから出されます。その後は美味しい鴨肉となって食卓に上がる訳です。そんなことをいうと可哀想と思うかもしれませんが、私たちが食しているお肉達だって畜産農家の方が大事に育て、食肉業者が命を奪い、解体してくれたもの。だから大事に食べるのです。

と偉そうにいっても私も家畜を絞める現場には居合わせた事がないので、いつか近いうちに挑んでみたいですね。かわいい動物と食品売り場にならぶ精肉すら結びつかない我が子達にも知る事は大切な事ですよね。

という訳でかわいい子がもちゃんたちにエールを送った後、友人からめずらしい(?)海老のお土産を頂きました。逆さなって漂うように泳ぐエビは豊年海老といって、田んぼにこの海老がいればその年は豊作になるという縁起の良いえびちゃんらしいです。私は初めてみたし、スタジオで見た親子もみんなびっくりしていましたが、その辺の田んぼによくいるみたいです。

数日したら弱って来ると言われたので、その頃に彼らの居る水の中にミシュリくんを投入。豊年海老ちゃんたちはミシュリ君の丈夫な甲羅を作る為の栄養となり、その狩りの様子を娘と近所の小学生で観察しました。

植物の、動物の命を頂いて生きている私たち、食事できることにもっと感謝していこうと改めて思いました。

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