実はわたくしめ、「読み聞かせ」という言葉あまり好きではありません。本を読むのが好きな子、そうでもない子、自分で読みたい子、自分のペースでめくりたい子もいると思うのです。
我が子らは自分で絵本を眺めるのも、人に読んでもらうのも大好きなのですが、大勢での読み聞かせではなんだかソワソワ。それでも就寝前にはこちらの根気さえあれば一時間でも聞いていられます。
読んで聞かせる、という読み手主体ではなく、物語の時間。そこにお話をする人がいて、聞く人、BGMとして聞き流す人がいてもいいのかなぁ、と思っていました。
ところが私先週、一年生のクラスに行ったのですが「本を読むよ。」と一声かけるとすぐに教室後方に座ってくれ、自ら「おねがいします。」の挨拶まで。短いものを3冊読みましたが、その都度拍手と「ありがとうございました。」聞く姿勢が一年生とは思えない。
それは訓練しているから静かに聞けるのではなく、ちゃんとお話の中に入っている感じでした。小さな頃からご家族の方や先生に読んでもらっていたことが、夢中になれる時間として体に染み付いているんですね、きっと。今まで私は乳幼児にしか読んであげたことがなかったのでびっくりしました。
読んだのは「まっくろネリノ」「もりのおふろ」「らったくんのばんごはん」。
初めてにも関わらず、学校の「家族や友情について再認識する」のが目標の保健衛生週間に当たり、それに関連した本を読んで欲しいというリクエスト。迷いに迷って一年生でも受け止められそうな軽めの三冊にしました。
今朝はジェシーが三年生にいっています。
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